お知らせ
2024.08.11
ブレンディッドラーニング研修
ブレンディッドラーニングとは、複数の学びを“ブレンド”して新しい学びを構築するもので、集合と個別、オンラインとオフライン、インプットとアウトプットなどの形式の組み合わせから、テキストや動画などのコンテンツの組み合わせまで、ブレンドされる要素は無数にあります。学びのテーマに合わせて適切なブレンドをすることによって学びの効果を最大化し、その後の定着率を高くするのがブレンディッドラーニングの目的でもあります。
ブレンディッドラーニング(ブレンド型学習)の効果
ブレンディッドラーニングではフィードバックを重視しています。コンテンツを与え続けるだけではなく、随所に双方向性を取り入れ、個々が発信した意見や見解に対して他者の介入も歓迎することで学びの精度を上げています。
コルブの経験学習モデルという知られた理論がありますが、これはまさに「具体的経験→省察的観察(内省/振り返り)→抽象的概念化(理論化)→能動的実験(試行)」を1サイクルとしたもので、ブレンディッドラーニングではこの“省察的観察”の部分をオープンにし、多声的に内省/振り返りをするということも可能にしています。
内省や振り返りは自分だけで行うとレベルの低いものになってしまいがちです。そこに新たな視点や気づきを与えてくれるのは上司や同僚あるいは専門家のような人たちであり、時には学びを共有していない全くの外部の人ですらあるかもしれません。客観的な視点を歓迎し、それらを内省や振り返りのプロセスに組み込むことで、その後に続く概念化や実験(試行)のレベルも上がってくるのです。